「デザインの基礎知識 Vol.2 クリエイターが知っておきたいタイポグラフィの知識」を受講しました – シミズのデザインブログ | Webデザインを学ぶ専門学生のブログ
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シミズのデザインブログ

こんにちは。シミズです。

2024年1月25日(木)に実施された、「デザインの基礎知識 Vol.2 クリエイターが知っておきたいタイポグラフィの知識」を受講しました。

感想を書いていきます。

初めて知ったこと

「タイポグラフィの語源は「形」を意味するギリシャ語の「タイポス」と、「書く」を意味する「グラペイン」に由来している」
→「タイポグラフィ」という言葉はデザイン用語でよく耳にしますが、ギリシャ語が由来とは初耳でした。
このセミナーはタイポグラフィの由来の解説から始まったため、ぐっと引き込まれました。

「フォント名のNは2004年に改訂されたJIS規格に対応していることを表す」
→「ProN」「StdN」といった単語がついたフォントを見るたびに、意味がわからず疑問に思っていたので解決できてよかったです。

「書式は文字について設定される書式(スタイル)のこと。斜体や太字、文字色がこれにあたる」
→私は「文字の装飾」と解釈しました。

「認識のしやすさはゴシック体、読みやすさは明朝体」
→読みやすさも認識のしやすさもゴシックが上回っていると思っていたので、それぞれの良さがあると知りました。
明朝体はかっちりとした綺麗めな雰囲気を出すためだけのフォントだと思っていました。これを機にプレゼン資料も明朝体からゴシック体に変更し、認識のしやすさを優先することにしました。
プレゼン資料は「読む」より「見る」ものだと思っているからです。

「日本語フォントのアルファベットを使ってはいけない」
→やはり欧文フォントのアルファベットの方が見た目が綺麗に作られているからだそうです。
今までガンガン使ってたので次から気をつけようと思いました。

「余白をつけると可読性が上がる。目立たせたくないなら余白をなくす」
→余白をつけるとすっきりして見やすくなるのは知っていましたが、余白をなくすと目立たなくなるというお話には驚きました。(冷静に考えてみればそのまま逆なのですが)
今後のデザインに役立ちそうだと思った言葉です。

デザインのテクニック

「鍵括弧はカーニングする」
→IllustratorやPhotoshopでデザインをしているのですが、カーニングは忘れがちだと思いました。
ですがカーニングは個人的にセンスが問われると思っているのでなかなか手を出せずにいます。どのぐらい文字間を空けたらいいのか私のような素人には分からないからです。
下手にやると見た目が悪化しそうで…
Kern Type」というカーニングを練習するブラウザゲームがあったのを思い出しました。

「括弧は細いフォントにする」
→これは実践しやすいと思いました。約物は目立たない方がすっきりして見やすそうです。

「単位は少し小さいフォントにする」
→例えばメニュー表の「100円」の「円」の部分を小さくするということです。これは私も知っていました。
単位が小さいと見やすいですよね。Webサイトコーディングの際は単位の部分だけspanで囲みCSSでフォントサイズを小さくしています。

あの「小塚ゴシック」について

小塚ゴシックについてのお話もされていました。

IllustratorやPhotoshopでデザインをしていると、急にこのフォントに変わってたりすることがよくあります。

小塚ゴシックは小塚昌彦さんという方が制作指揮を行い、Adobeが作成したフォントだそうです。

癖が強く好き嫌いが分かれるフォントだそうです。個人的に私は嫌い寄りです。

見やすさはありますが、おしゃれだとは思わないので使いづらさがあります。

人気のフォント

  • A1
  • 筑紫

が人気のフォントだそうです。

筑紫(ゴシック)は私も愛用しています。

定番フォントは美しいので、拡大して見てみるといいそうです。

おすすめのGoogleフォント

  • Roboto
  • Noto Sans

がおすすめだそうです。定番フォントですね。

「人気で誰でも使っているフォント」を使うのがいいそうです。

確かに冒険するより、定番フォントは間違いないので安心して使えるなと思いました。

ですが自分の中で、飛び道具的な「ここぞという時に使うフォント」を持っているといいそうです。

最後に

「デザイナーは色が好きな人と文字が好きな人に分かれる」、「センスが必要なのは配色より文字」など、知らないことがたくさん知れてよかったです。

少しはデザインの引き出しが増えているといいなと思いました。

登壇者の増田さん、貴重なお話をありがとうございました。

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